【Relux】銭湯はメンタルを整える最強の処方箋。ワンコインで幸せになれる話。
こんにちは、KAORUです。
みなさんの日常生活の中、特に一人の時間のときに「幸せに感じられる瞬間」はどんなときか考えたことはありますか?
「おいしいごはんを食べているとき?」
「ぐっすり寝ているとき?」
「好きな映画やyoutubeを観ているとき?」
「カフェで本を読んでいるとき?」
どのシーンでも幸せに感じられることがあると思います。
僕は「銭湯」で一人の時間を作っている時が「幸せに感じられる瞬間」です。
この習慣はもう高校生の頃から続けていて、週1回は欠かさず行っています。
僕はどんなにライフスタイルが変化しても、銭湯の場所は先に目星をつけるくらいの大の「銭湯好き」。
なぜ週1回以上欠かさず行っているのか。身体にどんな変化がもたらすのか、通い続けて10年わかったことをコンパクトに紹介します。
「何か習慣を身につけたい」「メンタルを安定させたい」「銭湯に行くとどんな恩恵があるか」
などの悩みの解決の参考になると嬉しいです。
調査で納得。「週1回以上銭湯に通う人は、通わない人よりも幸福度が高い」
『全国講習浴場組合連合会(全浴連)』によると、「銭湯入浴の頻度が高い人ほど、それ以外の人と比べて自覚する健康状態が良好で、声を出して笑う人が多く、幸福度が圧倒的に高い」ことが研究結果でわかっています。
この研究結果を見る前から、僕は浴室では体のチェックをしたり、脱衣所では体重計に乗って健康状態を無意識に取り組んでいました。
これは自宅ではなかなかストイックにやらなければできないこと。空間が習慣作っているのです。
「別にお風呂なら家で十分」という人もいると思いますが、
以下の研究結果もまたおもしろいです。
今から28年前に『東京都浴場組合』の「銭湯と家庭風呂の効果を比較する医学実験」の結果、
浴場で入浴するほうが家庭の狭い浴室で入浴するよりもリラックス脳波が増えていた
『東京都浴場組合』
つまりリラックス状態では「快」や「楽」を呼び起こして結果的に幸福感を結びつけた結果となりました。
これらの調査結果を知る前から、銭湯通いをしていましたが、
「銭湯としあわせ」の関係は身体全体をハッピーにしてくれることは、いまの自分でも確かに実感しています。
「銭湯」を習慣にしたきっかけ
僕が日常的に「銭湯」を習慣化させたきっかけは、高校生のに弟からの誘いがきっかけでした。
当時は部活や受験勉強の中でヘトヘトになって帰宅していたので、次の日が休みの金曜日の夜は欠かさず一緒に行っていました。湯上がりのあとは、牛乳や炭酸飲料を飲みながら漫画やスマホをいじったりして、閉店ぎりぎりまでくつろいでいたのを思い出します。
それがきっかけでいまでも週1ペースで銭湯に行く習慣がついてしまいました。
たわいもない時間にはみえますが、兄弟や家族、友人との時間、自分の時間を作ってくれる空間を教えてくれたのは弟の存在です。
「銭湯」に行くことは、いまの自分と向き合える時間
日常生活で悩んだり、仕事が忙しかったり、先のことを考えて想いが煮詰まったり、自分と向き合えない時は誰しもあります。
そんな時こそ銭湯に行ってみてほしいです。
広い浴場の中で「ぼーっと」していると、考えていることが風船みたいに浮かんでくるようになります。
そこで悩みを解決しようとするのではなく、「放置しておく」。
すると物事に客観視することができて違う考え方ができるようなことがうまれます。
これは心がリラックスしている状態でないとできないことで、自分の考え方を改めたり意識が変わったりして、自分と本気で向き合うことにつながります。
心が疲れている人は特に銭湯に行くメリットは大いにあります。
体に関わるメリットは他にも、
- 自律神経が整って「快眠効果」
- 血行、代謝がよくなって「肩こり、腰痛、神経痛、美容」改善
- 免疫力が上がる
があげられます。体を癒すメリットしかありませんよね。
デメリットは何かといえば、強いていうなら「他人と同じ浴室で湯船に浸かることが苦手」という人くらいではないでしょうか?料金を払うことに躊躇している人もいるかもしれません。入浴料も年々光熱費で値上げラッシュは続いていますが、2,000円、3,000円価格での銭湯はあまりみたことがありません。その価格帯になれば宿泊モードですよね。
デメリットを差し引いても結果的に入った後は心がリラックスした状態で眠ることができるので、明日の自分にとって大きなメリットになるかと思います。
「銭湯」はメンタルを癒すワンコイン処方箋
銭湯はただ広いお風呂があって、シャワーがあって体を洗う場所だけではありません。
サウナで体を温めたり、水風呂で体を冷やしたり、ジェットバスや炭酸風呂、薬草風呂など、体全体を癒してくれる空間がある。そして何よりも建物の外観から内装までがみるだけで落ち着くデザイン。
僕は「心が疲れているなぁ」と感じる日は必ず銭湯に行きます。
入浴料相場500円を投資すれば、メンタルが癒される病院だと思えば、健康にもつながるし、幸せに感じられるのでまさにコスパ最高の投資です。
「銭湯」に行くときのアイテム
銭湯に行ときは、入浴代金(いまはクレジットカード、電子マネー、QRコード決済も増えてきています)の他に
- 手ぬぐい
- バスタオル
- 替えの下着
- 場所によっては、シャンプーやボディーソープ
があれば十分でしょう。
ほとんどの銭湯では、手拭いやバスタオルは持っていかなくても別料金を支払えば借りることもできます。
持ち歩くバッグに関しては、無印良品の「撥水ナップザック」にいれて持ち歩いています。
おすすめの銭湯入浴ルーティン
こちらの項目は、完全に筆者の主観になりますので、あくまで参考程度にみていただけると嬉しいです。
- 体重を測る
- かけ湯でお湯と体を慣らさせる
- 39〜41度の湯船に10分浸かる
- 体を洗う
- 露天風呂に浸かる(満足いくまで)
- 水風呂に30秒浸かる
- (あれば)37度前後の炭酸風呂に15分浸かる
- サウナか蒸し風呂に10分入る
- 他の湯に浸かる
- ⑥〜⑧を2セット繰り返す(合計3回)
- シャワーを浴びる
- 手拭いで体の水分を拭き取る
- 体重を測る
ざっとですが湯船に浸かるところからあがるところまでのルーティンをまとめてみました。
その中でもポイントなのが2つ。
一つは、入浴前後に体重計に乗ること。湯船に浸かる前、使った後でどれだけエネルギーを消費できているか確認しましょう。個人差もありますが、僕の場合はだいたい1kg前後体重が減っています。
入浴中も体は汗をかいたりひいたりして消費していることがわかります。
2つ目は上記⑥〜⑧を3セット行うことです。特に[暑い場所→水風呂→低温風呂]は自律神経を整える交感神経と副交感神経を刺激します。
もっとわかりやすくいうと血管の流れを刺激させることです。あたたかいお風呂に入ると、血管は緩み、冷たいお風呂に入ると血管は収縮します。つまり、血液が流れている血管に刺激を加えて血行をより体内に回らせてくれる「ポンプ」のような役割をしてくるのです。
こうすることで、お風呂を出た後でも汗はひきやすくなりますし、「深い眠り」にもつけるのです。
ぜひやってみてください。水風呂に自信のない人はぬるめのシャワーで代用してもいいでしょう。
まとめ
いまでは生きていて欠かせない時間になっている「週一の銭湯」。
自分と向き合える唯一の時間だと思うし、何よりも「健康志向」になるので、おすすめしたいことをつらつらと書いてきました。
生きている上で、笑って過ごせる時間が多い方が幸せになれるので、健康的になりたい人にはおすすめしたいルーティン紹介でした。