
11月の三連休に地元へ帰省することになり、久しぶりに親戚に会う予定が入りました。
そこで、「この機会に帰省先でもいつものように仕事が成り立つのか」を検証してみることに。
普段は、自宅を拠点にしながら、カフェやコワーキングスペース、時にはオフィスに移動して作業をするリモートワーク中心の生活を送っています。
場所に縛られず、そのときの気分やタスクに合わせて働く環境を選べるこのスタイルが、自分のリズムにとても合っています。
とはいえ、実家のように普段とはまったく違う生活圏で本当に同じ働き方が成立するのかは、やってみなければわかりません。
作業スペース、気持ちの切り替え…。
帰省先では想定外の要素も多く、実際に検証してみる価値があると感じました。
今回の帰省は、単に地元へ戻るだけではなく、「働きながら滞在する」という目的も重ねてみることにしました。
どんな場所でも自分の働き方を維持できるのか、3泊4日を過ごしてみました。

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1日目:帰省と検証テーマのセット
今回の帰省は、親戚に会うという予定がきっかけでした。
ただ、「帰省先でも仕事が問題なくできるのか」というテーマを追加し、滞在中に検証してみることにしました。
持ち物はいつものノマドセットです。
- M1 MacBook Air(今回は社用のみ)
- iPhone 15 Pro
- iPhone SE3(社用携帯)
- AirPods Pro
- Apple Watch Ultra
- モバイルバッテリー
- ハーフデイポーチ
- Plotter手帳
帰省だからといって荷物を増やすことはせず、ふだんのノマドワークとまったく同じ構成にしました。
このミニマルなセットで、帰省先でも働き方が再現できるのかがポイントでした。
地元には夕方に到着し、親戚と食事をして初日は完全オフとして過ごしました。
2日目:実家モード、地元の知人に会う。夜は働く準備のスイッチ

2日目は、地元の知人と風景を歩いたり実家での時間を過ごしたり、久しぶりの実家時間を堪能しました。
ただ、ふとした瞬間に「明日はどこのカフェで作業しようかな」「タスクの優先度はどうしよう」と考えてしまうのは、普段の生活と変わりません。
リモートワークが習慣化していると、仕事は“日常のリズム”のように自然と頭に浮かんできます。
夜は早めに休んで、翌日からの作業に備えました。
3日目:カフェ → コワーキングのルーティンがそのまま成立しました

いよいよ本業を行う3日目です。
朝いちばんに近くのカフェに入り、メールの確認や軽めの文章作業からスタートしました。
MacBookを開いた瞬間から、いつも通りの集中モードに入ることができました。
帰省先とはいえ、ルーティンと使うガジェットが同じであれば、驚くほどスムーズに作業が進みます。
作業の質は、環境よりも“自分のリズム”と“道具の安定感”に支えられているのだと実感しました。
午後は、地元にある小さなコワーキングスペースへ移動しました。
地方でも探してみると、意外と快適なワークスペースが存在します。
Wi-Fiも電源も安定していて、オンラインミーティングも問題ありませんでした。
違う街でも、普段と同じように集中できる。この感覚は、とても新鮮でした。
「働く場所は、自分で選べる」というリモートワークの良さを、改めて実感しました。
4日目:最終日も変わらないワークフロー

最終日となる4日目も、基本的には3日目と同じ流れで仕事を進めました。
朝はカフェに入り、軽めのタスクや返信作業をまとめて片づけました。
帰省先での生活にもすっかり慣れてきて、作業のリズムも安定していました。
昼過ぎには、必要に応じてコワーキングスペースへ移動し、打ち合わせや細かな調整を行います。
違う街で作業しているという感覚はあるものの、「やるべきことを淡々と進める」という点では普段と変わりません。
そして夕方。帰りの飛行機に合わせて空港へ向かいました。
少し早めに到着し、空港ラウンジへ ここで、出張のときと同じようにノートPCを開き、4日間の作業をまとめたり、翌日以降のタスク整理を行いました。
空港ラウンジの静かな空気と、ほどよい緊張感。 「旅の終わり」にふさわしい落ち着いた環境で、今回の帰省ワークの仕上げができたのは、とても良い体験でした。
実家、カフェ、コワーキング、空港ラウンジ。 どの場所でも働き方は変わらず、むしろ場所が移るたびに気持ちが切り替わり、作業が軽やかに進む感覚がありました。
持ち物が変わらないことが、働き方の安定につながる
今回の帰省で大きな発見だったのは、持ち物がまったく変わらなかったことです。
- MacBook Air(仕事の日はM1、休日はM3)
- iPhone
- AirPods Pro
- Apple Watch Ultra
- ハーフデイポーチ
- モバイルバッテリー
この“いつものセット”だけで、帰省先でも仕事が完全に完結しました。
荷物を増やす必要がなかったことで、逆に作業に集中しやすく、気持ちも軽いまま過ごせました。
変わらない持ち物は、変わらない働き方につながる。
今回の滞在では、そのシンプルな事実を強く感じました。
どの土地でも働けるという確信

3泊4日の帰省リモートワークを終えて、明確にわかったことがあります。
僕はは、どの土地にいても変わらず働くことができる。
これは自分の最大の強みです。
朝カフェ → 昼コワーキングという流れはそのまま成立し、
作業の質も集中力も落ちず、持ち物も普段と同じままでした。
実家でこれだけできるのであれば、宿代を足して別の都市に滞在しながら仕事をすることも、十分現実的だと感じました。
“移動しながら働く”という選択肢は、もっと自由で、自分らしい働き方へつながると思います。
今回の滞在は、そんな働き方の可能性を静かに広げてくれた3泊4日でした。
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