紙とペンだけで頭の中スッキリ!「0秒思考」で最高のアイデアを生み出そう
みなさんは、何か日常の生活の中で「ルーティン」を取り入れていますか?
例えば、イチローさんは、翌日のゲームの開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間など全てのスケジュールを決めていることで有名な方です。
彼のルーティンは、いかにして「ノーストレスな状態」を作り出すかということのために行なっているという。
特に強いストレスのかかる野球に集中するために、それ以外の生活ではストレスをなくしたいという考え方です。
僕自身もストレスを溜めやすい性格なので、思考を紙に書き出す習慣を1年以上続けています。
紙とペンだけで思考が整理される実感があったので、今回は経緯と思考の変化についてお伝えしていきます。
きっかけはコロナ禍とAKIOさんとの出会い
AKIOBLOGのAKIOさん
僕は「ルーティン」に関してコロナ禍になるまでは興味がありませんでした。なぜなら、浪人していた頃から「継続」する習慣が自分には向いていないとわかっていたからです。
コロナ禍になって、不要不急の外出控えや勤務先の休業によって、自宅で過ごす時間が増えていたある日のことでした。
YouTubeを開いたときに、たまたまAKIOさんのルーティン動画が流れてきたんです。
朝5時に起きて、HINJIで「やることリスト」を書いて、朝活をして、9時半に出社し、定時に帰ってきて、筋トレに行く。
一見「ただの1週間」のように見えるが、起床後の入り方がまず衝撃を受けました。
朝起きてから「今日1日をどう過ごすか」を毎日書いていくことで、自分がその日やることに集中して行うことができるということをAKIOさんの動画で知ったのです。
それから、僕も真似をして起床後にすぐ「今日のやることリスト」を紙に書く習慣をつけ始めたのがきっかけでした。
用意するものは「紙」と「ペン」だけ
用意するものは、シンプル。
「A4用紙」と「ペン」のみです。
僕は0秒思考を推奨している著者やAKIOさんを真似して、「ファイル」と「ペン」も用意しました。
出典元:idontknow(アイドントノウ)
「HINJI」:最高のアイデアを生むための最もミニマルなツール。閃いた瞬間を逃さず素早く書き留めることができる。本体カラーはホワイトとブラックの2種類。
「HINJI」に紙とペンをセットすることができるので、いつでもメモを書きたい時に素早く書けます。
紙も持ち歩ける仕様で片側に紙をセット、もう片側にストック常時40枚まで可能。
出典元:パイロットVコーン【黒】
「パイロット製VCORN」:軸にインクが入った「直液式」の水性ボールペンなので、なめらなにインクが出るので書きやすさは抜群。
「0秒思考」:赤羽雄二著
人は0秒で考えることができ、メモをすることで頭の中を整理して、思考を深めることができると綴られており、その具体例も紹介。紙とペンだけで世界が変わると言っても過言ではありません。
とにかく習慣化して紙に書いてみる
実際に僕がいつも行なっているメモ書きを紹介します。
- 左上にタイトル、右上に日付を書く
- 気になることややるべきこと、思いついたことなど頭に浮かんだことは、全て箇条書きで書き出す
- 1枚1分間で書いていくつもりで素早く
- この作業をやるタイミングは、何か作業をする前、朝起きてからと寝る前に書く
- 一度にまとめて書くのではなく、思いついた瞬間に書き留める
- 紙を持ち歩いて、移動中や空き時間に気づいたタイミングで書き足すのもOK
A4のメモ書きを繰り返すことで、頭の中は常にクリアになり、素早い実行力を身につけることができます。
「0秒思考」をはじめて起きた変化
僕が「0秒思考」の習慣を身につけて半年が経ってからある変化に気づき始めました。
自分が書き出した思考がそのまま現実になっていたということにです。
僕は、IT企業に転職するために「○月までに採用をもらう」という目標を常に掲げ、そのためにやるべきことを書き続けてきました。
そのおかげもあってか、書いたことが意識されるので、自然と行動に移せることができたし、ほかの仕事があっても生産性をあげられています。
「紙」と「ペン」は何のものにも代え難い存在
今はiPadの進化で紙もデジタル化され、書いたものが自由にデータのやり取りを行える便利な時代。
仕事やプライベートで突発的な思考の整理がしたいときは、紙とペンを使って紙に書き出してみてはいかがでしょうか?
僕は書道教室でペン字を習っていたり、授業中はノートをマメに書く人間だったが、ペンを走らせる感覚は今でも忘れられないです。
自分の思っていることが、ペンに入り、ペン先の筆圧や描くスピードが紙に触れているときに自分の思考がアウトプットされていることを実感できます。
この感覚はデジタルでは味わうことができないですね。
紙を見返したときに「この日はこんなに筆圧が強くて、少し焦りがあったのかな?」「今日は字が汚いし、筆圧も弱いな。疲れていたのかな」など客観的に振り返りがしやすい。
思考の最適化は生き方を楽にする力がある
紙にアウトプットすることは、「思考が整理され本当に今フォーカスすべきことに集中して過ごすこと」ができる最高のルーティンになります。
人生を楽しむためには直接目で見て自分と向き合うことも必要。
是非紙に自分の思考を書く習慣をつけて、最高の気分で毎日過ごしてみてはいかがでしょうか?