
こんにちは、KAORU(@myblu_41)です。
日々を生きていると、ふと心が沈んでしまう瞬間があります。
理由がはっきりしている日もあれば、「なんだか今日はだめだな」と言葉にできないまま、重たい感情だけが身体にまとわりついてくる日もあります。
そんなとき、無理にポジティブになろうとする必要はありません。
でも、ほんの少しだけ、自分を回復させる手段を持っていると、沈んだ気持ちも「ただの波だったんだな」と思えるようになります。
今回は、僕自身が実際に試してきた「心が沈んだときの回復法」を、やわらかな視点で5つご紹介していきます。
まずは「ちゃんと沈む」ことを許す

気持ちが沈んでいるとき、「こんな自分じゃだめだ」「早く元気にならないと」と焦ることがありますよね。でも、その感情がさらに自分を追い詰めてしまうことも。
だから僕は、まず「沈んでもいい」「一旦落ち込んでもいい」と自分に言い聞かせています。
気持ちが落ちているときって、心が「ちょっと休みたい」と言っている証拠かもしれません。風邪を引いたときに安静にするように、心が沈んだときは、無理に元気になろうとせず、静かにしてみる。スマホもいったん置いて、深呼吸をする。
できるなら、リビングのソファで横になって少しだけ目を閉じてみる。
それだけでも、心が少しゆるむ瞬間があります。
心地よいノイズをつくる

気持ちが沈んでいるとき、静寂はときに味方になり、敵にもなります。完全な無音は不安を増幅させることがあるし、かといってSNSのタイムラインやニュースの嵐に飛び込むと、さらに心が乱れてしまう。だからこそ、自分の心が安心できる“ノイズ”をつくるようにします。
僕の場合は、あえてスマホの通知はオフにして、SNSには距離を置きます。その代わりに、誰かの声が淡々と流れるローカルラジオや、静かに物語が進む読書の世界に身を預ける。情報の量ではなく、質を選ぶ。そうすることで、思考に余白が生まれ、自分自身に戻ってこられる感覚があります。
現代はいつでも接続されているがゆえに、心を切り離す訓練が必要です。心地よいノイズを選び取るというのは、自分を守るための静かな技術なのかもしれません。
「小さなルーティン」に立ち戻る

気持ちが沈んでいるときって、いつもの習慣が億劫になってしまいますよね。
でも、そういうときこそ、できる範囲のルーティンに立ち戻るようにしています。
たとえば僕は、気持ちが落ちたときほど、部屋の掃除や身の回りのモノの断捨離をします。
ベッドを整える。机の上の紙くずを捨てる。それだけでも、気分がほんの少し軽くなる。
「自分がコントロールできることが、まだここにある」
そう思えることが、何よりの回復剤になるんですよね。
誰にも話さず、紙に思考を書く

人に相談するのもひとつの手ですが、気持ちが沈んでいるときほど、誰かと話す気力すらわかないこともあります。
そんなときは、「紙に書く」。
頭の中にあるもやもやを、そのまま紙に吐き出すだけ。
文法なんてどうでもいい。
「しんどい」「もう無理」「なんでこんなことに」…そんなネガティブな言葉で埋まってもいい。
書き終えた頃には、少しだけ心がスッキリしていることに気づきます。
思考や感情を可視化しただけで、心は軽くなります。

「これがあれば大丈夫」と思えるモノを持つ

気持ちが沈む日があるように、回復のきっかけになる“道具”があると心強いです。
僕の場合は、ブログを書くのに必要なMacBook Air、サウナに必要なグッズや、無音のノイズキャンセリングイヤホンAirPods Pro、1杯のコーヒーなど。
それを手に取るだけで、「いつもの自分に戻れる」感覚があるんです。
まるで、自分の“ベースキャンプ”のような存在。
お気に入りのカバン、スマホ、革小物でもいいし、音楽プレイリストでもいい。
「これがあるから、今日は大丈夫」と思える何かがあると、沈んだ気持ちの波にも揺られやすくなります。

気持ちが沈んだら、“戦わずに整える”

沈んだ気持ちを「無理に消そう」とすると、かえって長引いてしまうことがあります。
でも、そんなときは、戦わなくてもいいんです。
ただ、自分をゆっくり整えていく。
音を聴いたり、ゆっくりできるカフェに行ったり、少しブログや思考を書いたり、ちょっと部屋を片づける。
そんな、静かな回復の時間をいくつか持っておくだけで、沈んだ心はちゃんと浮かび上がってきます。
今日がもし、ちょっとしんどい日なら、この記事があなたの「ひと呼吸」になりますように。
