iPhone15Proを2年半使用したバッテリー容量はどうなった?

2023年9月に迎えたiPhone 15 Pro。気づけばもう2年半が経ちました。

最近ふと設定アプリを開いてみると、最大容量は87%

その数字を見た瞬間、なんとなく「あ、まだ80%切っていないのか」と思ったのを覚えています。

今回は、iPhone15Proを2年半使用してのバッテリー持ちと買い替えについて検討すべきかまとめてみたいと思います。

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バッテリー87%は、早い? それとも普通?

結論からいえば、87%は“かなり妥当なところ”だと思っています。

Appleは「500回の充電サイクルで80%を維持できるよう設計している」と公表。

一般的には、2年で85〜90%あたりに落ち着くと言われることが多いので、その範囲にきれいに収まっている感じです。

ただ、数字よりも“体感”のほうが正直です。

ここ数ヶ月、夕方になるとふいに残量が気になるようになりました。

以前は帰り道まで余裕で持っていたのに、最近は18時を過ぎる頃には30%台を切る日が増えたのです。

「あ、そろそろ充電したほうがいいな。」

その感覚が増えてくると、数字以上に“そろそろバッテリー交換か新型への乗り換えか”考えるようになります。

僕のiPhoneの使い方

スマホの劣化スピードは、使い方に強く影響します。

僕の場合は、

  • ゲームはほぼしない
  • YouTubeを流し見することが多い
  • LINE・Instagram・Xの往復
  • Webブラウジングはちょこちょここなす
  • GoogleマップかAppleWatchを連動させた純正マップでのドライブ
  • Amazonやメルカリをちょいちょいみて買い物をする
  • 決済は完全にスマホ任せ

という、現代的な“平均的スマホユーザー”の使い方をしていると思います。

特にSNSとWeb閲覧は、起動回数が多いわりに自覚がない。

「気づけば触っている」というアプリたちは、意外と電池を消費するものなので、不要なアプリは定期的に断捨離するようにしています。

毎日の充電はほぼMagSafe。これは劣化を早めた?

僕の生活では、もうMagSafe充電が完全に定着しています。

寝る前にiPhoneをくっつけて、朝には100%。

このルーティンは本当に快適で、手放せません。

ただ、MagSafeはワイヤレス充電特有の発熱が起きやすいという弱点があったり?

バッテリーは熱に弱いので、これが劣化に多少影響しているのは確かだと思います。

加えて、80%リミット(バッテリー保護機能)も使っていませんでした

「明日は仕事が詰まってるし、100%からスタートしたい」

「今すぐフル充電してほしい」

そんな気持ちが勝っていたので、結局はずっと100%まで充電していました。

便利さを優先した結果なので、これもまた“生活の跡”だなと感じます。

なぜ最近、夕方になると急に減るのか

最大容量が87%まで落ちてくると、ある程度は体感にも影響が出てきます。

たとえば、

  • SNSを数分眺める
  • Web記事をいくつか読む
  • マップで経路を調べる

こういう動作を続けると、体感での“減りが早い”がはっきりわかるようになります。

以前なら平気だった行動が、今はわずかにストレスになる。

これが、僕の中で「次、どうしようかな」と考え始めるきっかけになりました。

他のユーザーと比べるとどうか

2年半で87%という数字は、全体の平均とほぼ一致しているんじゃないかと思います。

iPhone 15 Proは、筐体内部の冷却設計が14シリーズよりも改善されているそうですが、アプリを複数起動していると結果として、バッテリーが劣化しはじめている気はします。

ただ今回の結果は、使い方を含めて“非常に自然”。

良くも悪くも、生活にちょうど寄り添った劣化だったということです。

買い替える? バッテリー交換する?

バッテリー交換だけなら、Apple Storeで約15,000円前後。

この価格であと1〜2年延命できるなら、コスパは悪くありません。

あと半年ほどで使用して3年が経過しますし、買い替えも視野に入ってきます。

スマホは仕事にも副業にも欠かせません。不安が増えていくより、思い切って新しいものに切り替えたほうがいいこともあります。

たとえば、

  • カメラ性能の進化
  • バッテリー持ちの改善
  • 発熱耐性
  • ハード面の強度

これらが毎年良くなっています。

ただ「そろそろかな」という踏ん切りがつかないことも最近のiPhoneの進化を見ていて思うのも事実。

僕の場合、買い替える起点は、「筐体デザインがガラッと変わったもの」「生活していてこれまでのiPhoneになかった機能が備わる」といったソフトな面ではなく、ハードな面を重視。

近未来は、折りたたみスマホが出るとか言われてるので、より楽しみです。

87%という数字に込められていたもの

今回あらためて感じたのは、

バッテリーの数字はただの数値ではなく、生活の軌跡そのものだということです。

毎晩のMagSafe。SNSアプリの往復。

外出先でのちょっとした検索。

決済のたびに画面を起動させる。

そのすべてが、確かに今年も働いていた証拠です。

iPhone 15 Proは本当によく動いてくれました。

だからこそ、この87%という数字に「そろそろ次のステップへ」と促されているようにも感じます。

次のiPhoneに乗り換えるのか、もう少し延命してあげるのか。愛着も出てきました。

どちらにしても、少し前向きな気持ちで選びたいと思っています。

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