
MacBookを購入すると、多くの人がまず考えるのが「持ち運びの仕方」です。自宅やオフィスでの使用はもちろん、カフェや出張、旅先にまで連れて行くことが増える今、ケースやスリーブの存在は欠かせません。いまはPCスリーブを別で用意することなく、バッグパックにPCを保護するクッションが備わっているのも増えましたね。とはいってもそれだけだと持ち出すのに不安になることも。実際にPCスリーブに入れずバッグパックに入れていたことで雨で故障した人もいたり。
今回は、私自身が選んだ Incase Compact Sleeve を数週間使ってみて感じたことをまとめてみたいと思います。実際にMacBook Airを収納して持ち歩き、写真を撮りながら使用感を確かめたので、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
この製品のここが嬉しい!
この製品のここが惜しい!

シンプルなデザインが与える安心感

まず手に取って感じたのは、Incaseらしい無駄のないデザイン。深みのあるネイビーカラーは落ち着いており、オフィスでもカフェでも馴染みます。ケースそのものに大きなロゴはなく、外側はフラットでクリーンな印象。唯一のアクセントといえるのがフロントに配置されたジッパーで、これがデザイン全体を引き締めています。
触ってみると、外装の素材はサラッとしながらも程よい光沢があり、撥水性も備えているため多少の水滴ならすぐに拭き取れる安心感があります。また見た目以上に肉厚です。肉厚ながらも使う人の日常に溶け込む工夫が細かく施されていると感じました。
内装の毛布のように柔らかな質感と保護力

ケースを開くと、内側には起毛素材のライニングが広がっています。指で触れると柔らかく、まるで毛布のようにMacBookを優しく包み込む質感。精密機器であるMacBookは小さな擦り傷でも気になるものですが、これならその心配を大きく減らせます。

また、ケース自体にはしっかりとしたクッションが内蔵されており、万が一落下したときにも衝撃を和らげてくれる安心感が。実際にバッグの中で他の荷物と一緒に入れても、ケースの中でMacBookが不安定に揺れることはありませんでした。サイズ感はジャストフィットで、無駄な隙間がないため動きにくくなっています。
フロントポケットの実用性

外側に配置されたジッパーポケットは一見すると控えめですが、実際に使ってみるととても便利です。USB-Cケーブルや薄型のマウス、薄型のノートや書類、iPad miniを収納できるスペースがあり、外出先で必要になる小物をまとめておけます。僕はここにクリーニングクロスをいれています。

ただし厚みのある充電アダプターを入れるとシルエットが崩れてしまうため、収納するアイテムは選ぶ必要があります。とはいえ、MacBookと一緒に最低限持ち歩きたい周辺機器を整理するには十分で、個人的には「あるとないでは大違い」な機能でした。
実際に普段使うものを入れてみた

実際にMacBook Airや周辺アイテムを収納してみました。カフェで作業する際や仕事にで持ち出す際に使うアイテムたちです。カバンから取り出してそのままテーブルに置いても違和感がないデザインは、ちょっとした満足感を与えてくれます。ケース単体で持ち歩いてもスマートで、シーンを選ばないのは大きな魅力です。

特に軽量さは日常的にありがたさを感じます。スリーブケースの中には保護を優先して重量が増すものもありますが、このCompact Sleeveは見た目以上に軽く、持ち運びの負担になりませんでした。

さすがApple公式認定ブランドのアイテム

MacBook用のスリーブケースは多くのブランドから販売されています。例えば、レザー素材を用いた高級感のあるケースや、収納力を重視した厚手のバッグ型ケースなど。それぞれに特徴がありますが、Incase Compact Sleeveは「シンプルさ」と「保護性能」のバランスが際立っています。
レザーケースと比べると高級感は劣っているのは事実。どちらかといえば実用向きです。加えて耐久性と保護力の面ではさすがApple公式認定ブランドIncase。スマートさシンプルさはApple製品にマッチしています。結局のところ、自分がMacBookをどのように持ち運ぶのか、どんなシーンで使うのかによって選択が変わりますが、日常的にカバンへ入れて移動する人にとっては、Incaseのこのシンプルなスリーブがちょうど良い選択肢になると感じました。

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