【自己啓発】語れるモノをもって過ごそう
良いモノをもっていると、自然と人は興味を示す。
おしゃれな服装、大切に使い込まれているカバン、最新のデジタル機器など。
身の回りのモノをみるとその人のこだわりが伝わります。
「人は外見ではなく、中身」というフレーズはよく耳にしますが、本当の中身をみることはなかなかできません。
長年付き合った親友でさえも「きみの一面にはこんなものがあったのか」と驚くこともあるもので、初対面の人なら尚更でしょう。
その手がかりになるのは「外見」。その判断材料としてはやはり身に付けている「モノ」。
僕が考える「良いモノ」とは決して高価なモノとしては捉えていません。
「本当に良いモノ、自分が使っていて愛着が湧き語りたくなるようなモノ」を意味しているということをを踏まえて「語れるモノ」について書いていきたいと思います。
人と話す時の判断材料は「モノ」
判断材料になりやすいのは、その人が身に付けている「モノ」から始まります。着ている服や、カバン、使っているスマホなど。どこをみてもその人がどんな人なのかわかりやすいでしょう。
僕の場合、会話がモノからはじまることが多いです。
iPhoneや財布、ケースの付いたAirPodsを身につけていると「全部青色で統一されているんですね」「青がお好きなんですね」など勿論こだわりがあって身につけているので、質問されたらすぐにこたえることができます。
「ひと昔前までのApple製品のカラーといえば、ホワイトかブラックが多かったと思います。最近では、iPhoneではゴールド、グリーンのカラー、iMacやiPad Airもなども多彩なカラーを発売しましたよね。今までカラーが統一していた分、選択肢の多さで製品の「美」が変わるのではないかといわれていましたが、時代も変わってきてより個を重視していると思いますし、何にせよ好きなカラーでApple製品が発売されると欲しくなります。笑 Apple製品であればどんな色が出たとしても、デザインそのものがシンプルなので自然と生活に溶け込むので身につけています。」
すると「この人は青色が好きなんだな」「Apple製品そのものが好きなんだな」という印象を相手に感じてもらえる。そしてガジェット周りのこと何か話してくれそうと思ってもらえるきっかけにもつながります。
「モノ」の使い方や色味で性格が推測できる
身近な人にこういう人はいないでしょうか?
スマホの画面が割れたまま使い続けている人。スマホの保護フィルムの端が剥がれかけたまま使っている人。
こういう人は「忙しい人なのか」「モノ自体にこだわりがあんまりない人なのか」「中身が壊れていなければ、見た目は気にしないのか」など、リスクに対する理解が甘かったり、問題解決を先延ばしにする性格なのかなと思ってしまいます。
またいつも服装が明るいカラーを身につけている人であれば、「明るい人」のイメージ。逆に暗めのカラーだと「クールな人」のイメージがつきます。
モノから人に伝わる情報は、実は思っている以上に多いです。モノはその人の個性を見出すアイテムなので性格も現れます。
「モノ」は意志表示になる
一番わかりやすいものでいうと指輪。指輪は身につける位置によってモノ自体がメッセージをもちます。それと同様に、身に付けているモノは本人の意志にかかわらず、何らかの意味を外部に対して発信しているツールになっています。
「人に語りたいモノ」を増やして語れる準備をしよう
自分に興味を示してくれた相手のために、そのモノについて語れる準備はしておきましょう。
自分が持っているモノの「理由」や「持っていて良いところ」はすぐに話せるくらい程度で構いません。
それらが、自分の口から語れるのであれば、本当に「愛着のあるモノ」だと言えるようになります。逆にいうと所持している理由を説明できなければ、それは「なんとなく持っている」だけになってしまいます。
少しずつ持っているモノに「愛着が湧くモノ」を増やしていくと、持ち物自体も精査されて身も心軽くなっていくでしょう。
そして話のきっかけにもなって人間関係が築きやすくなるはずなので、モノを一つのコミュニケーションツールとして使ってみましょう。