
KAORU(@myblu_41)です。
ブログ monoblu./nomad-life. では、これまで「青を基調とした穏やかで自由なライフスタイル」をテーマに記事を書いてきました。今回は、僕自身が考える「ノマドライフ」について、少し整理をしてみたいと思います。昨今、リモートワークやハイブリッドワークといった働き方が一般的になってきましたが、ノマドワークとの違いをあらためて捉え直すことで、「ノマドライフ」とはどういうことか、また、僕自身が目指している柔軟な生き方についてお伝えできればと思います。
ハイブリッドワークって?

まずは「ハイブリッドワーク」について整理から。ハイブリッドワークとは、オフィス勤務とリモート勤務を組み合わせた働き方を指します。週に何日かは出社し、残りの日は自宅やリモート環境から働く。このスタイルは、会社組織の仕組みに合わせながら柔軟性を取り入れることを可能にします。出社日には同僚との直接的なコミュニケーションを取りつつ、リモート日には集中作業やプライベートの調整がしやすい。まさに「両方の良さを取り入れる」働き方です。
僕自身も本業の勤務はこのスタイルにあたり、生活の安定と一定のリズムを維持できる点でとても助けられています。つまり、ハイブリッドワークは「組織と個人のバランスをとる働き方」と言えます。
ノマドワークって?

一方で「ノマドワーク」とは、特定のオフィスや自宅といった固定の場に縛られず、カフェやコワーキングスペース、時には旅先からでも仕事を行う働き方を指します。ノマド(Nomad)という言葉自体が「遊牧民」を意味しており、その本質は「場所にとらわれない自由」にあります。
僕が考えるノマドワークの魅力は、単にPCを持ち歩いて作業できるという点にとどまりません。むしろ「日常の風景を変えることで、思考や発想の幅を広げられる」ことにあると感じています。昨日はカフェで仕事、今日は終日コワーキングスペース、次は出張先のホテル。そうした変化の積み重ねが、自分の時間の流れを豊かにしてくれるのです。
ただし、ノマドワークには自己管理が求められます。スケジュールやタスク管理は特に重要。常に快適な環境が整うわけではなく、通信環境や作業スペースの制約があることも多い。だからこそ、ノマドワークは「働く場所を自由に選ぶ権利」と同時に「その自由を成立させるための自律」でもあります。

ハイブリッドワークとノマドワークの違い
この二つのスタイルを比較すると、その前提と目的に違いがあることが見えてきましたね。
ハイブリッドワークは「会社や組織に属する働き方の多様化」。あくまで軸は組織にあり、その中で柔軟に調整を行う仕組み。
一方で、ノマドワークは「個人が自分の意思で場所を選ぶ」ことが出発点。組織に属していても構いませんが、本質的には「場所に縛られない働き方」を自ら設計するところに重きがあります。
つまり、ハイブリッドワークは安定と効率を両立させる制度的な枠組みであり、ノマドワークは個人の生き方や価値観に基づいた自由の選択肢。両者は似ているようでいて、根底にある思想が異なっています。

「ノマドライフ」という考え方

では「ノマドライフ」って何でしょうか。
僕にとっての「ノマドライフ」とは、仕事だけでなく暮らし全体に「自由と余白を取り入れること」です。たとえば、日常的にはハイブリッドワークで本業をこなしつつ、休日やオフの時間はカフェでブログを書いたり、旅先でコンテンツを発信したりする。そうすることで「働き方」だけでなく「生き方」そのものが柔軟になり、充実した毎日がおくれるようになります。
ノマドライフは、すべてを放浪のように生きることではありません。むしろ日常において拠点や安定があるからこそ、オフの時間に気ままに場所を選び、自由なスタイルを楽しめる。そのバランス感覚こそが私の考える「ノマドライフ」の本質です。
本業は「ハイブリッド」オフは「ノマド」を

僕のいまのノマドライフは「本業の日はハイブリッドワークで働き、オフの日はノマドワークを取り入れる」というスタイルをとっています。会社に所属しながらも、自分のライフワークであるブログや副業は、自由な環境で取り組む。この切り替えによって、精神的にもリフレッシュでき、生活にメリハリが生まれるのです。
たとえば、平日は出社とリモートの組み合わせで安定した働き方を確保しつつ、週末はお気に入りのカフェで記事を書く。時には小旅行を兼ねて地方へ出かけ、現地の文化や食を体験しながら執筆する。こうした「働く」と「生きる」の柔軟な組み合わせこそ、KAORUが目指すノマドライフの姿です。
「ノマドライフ」という言葉は一見華やかに語られる一方で、現実には地に足のついた基盤があってこそ実現できるものだと思っています。ハイブリッドワークで得られる安定と、ノマドワークで得られる自由。その両方をうまく行き来することが、これからの働き方・生き方において重要になっていくのではないでしょうか。
monoblu./nomad-life. では、これからも実践を通じた「青を基調とした穏やかで自由なライフスタイル」の具体的な形を探っていきたいと思います。
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