
リモートワークと出社を組み合わせる「ハイブリッドワーク」が浸透しつつある今、1日のスケジュール管理はより重要になっていると思います。
仕事のオンとオフをうまく切り分けなければ、タスクが中途半端に積み上がり、結局どちらも中途半端になってしまう――そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に僕自身が実践している ハイブリッドワーク1日のスケジュール(在宅勤務バージョン) をご紹介。
本業はフレックスタイム制のマーケティング企画営業、副業は前職の運営マネジメント補佐とブログ運営。この二足のわらじをどう回しているのか。
リアルな1日の流れを見ながら「スケジュール管理のコツ」を掘り下げてみます。

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週間管理がすべてのベースになる

細かな1日の流れに入る前に、まずお伝えしておきたいのは 「週間スケジュールを金曜日に決める」という習慣 です。
なぜなら、日々の予定は流動的で突発的な仕事も入りますが、1週間単位で見るとある程度の予測が立てられるからです。
金曜日の夜に次週の大まかな計画を立てておくと、月曜からの行動に迷いがなくなり、朝の時間や夜の副業時間を有効に使えるようになります。
【始業まで】自己投資の時間を確保する

- 6:40 起床:まずは白湯を一杯。体を目覚めさせ、プロテインとバナナでエネルギーを補給します。
- 7:00 筋トレ(30〜40分):ウェイトや自重トレーニングで汗をかくと、心身ともにリセットされます。
- 8:00 プライベートタスク・ブログ執筆:本業の日は朝の時間をブログ執筆に充てます。記事の仕上げは週末に回しますが、平日朝は「構成を練る」「見出しを整える」といった中間作業に充てることで進捗をキープ。
ポイント
朝の時間は「自分のための時間」にすること。朝の時間は自分次第でコントロールができます。
本業が始まるとどうしても他人主導のタスクに振り回されるため、午前8時までに「体と頭を整える」ことがノマド的な働き方を可能にします。
【本業】フレックスタイム制の1日をどう回すか
- 9:00 出勤:まずはSlack・メールを確認し、タスクを紙やNotionに書き出します。
- 10:00 朝会ミーティング:チーム全体で進捗を確認し、自分の役割を整理。
- 10:30 顧客対応:提案資料を持参して商談や打ち合わせがあることも。移動もここに含まれます。
- 12:00 ランチ&仮眠:15分だけ横になることで午後の集中力を回復させます。
- 13:00 ミーティング/顧客対応:午後は会議が続くことが多いため、あえてインプット系の時間も挟みます。
- 15:00 資料作成:頭が少し落ち着くタイミングで資料に集中。
- 17:00 翌日の計画/上司とすり合わせ:タスクの見直しと、次の日に備えるための調整を必ず入れます。
- 18:30 退勤
ポイント
フレックス制度を活かすためには「午前と午後の波」を意識すること。
午前は外部対応や重要な打ち合わせに集中し、午後は資料やミーティングで内向きの時間にあてる。
1日の中でタスクを切り分けて流れを作るのがコツです。
【副業する場合】会社帰りにもうひとつの顔を持つ

- 19:30 副業先へ:前職の運営マネジメント補佐として、週に数回はサポートに入ります。
- 22:00 帰宅
- 23:30 夕ご飯:遅めの食事でリラックス。
- 24:30 就寝準備、読書、白湯
副業は「本業とまったく異なる領域」なので、気分転換としても機能しています。
もちろん体力的にハードではありますが、自分の成長や人とのつながりを維持するうえで欠かせない時間になっています。
【副業をしない場合】自宅でリフレッシュする夜

- 19:00 入浴:帰宅後すぐにお風呂に入ると一気に気分が切り替わります。
- 19:30 夕ご飯・娯楽:映画や音楽などを楽しみながら過ごします。
- 21:30 読書・白湯:寝る前に読書を取り入れることで、デジタルから距離を取ります。
- 22:30 就寝準備
この過ごし方は「翌日のパフォーマンスを上げるための充電タイム」として位置づけています。
ハイブリッドワークでは在宅勤務もあるため、自宅で過ごす夜の時間を丁寧に整えることが大切です。
1日を振り返ると見えてくる「切り分け」
こうして振り返ると、僕の1日は「朝・本業・夜」という3つのフェーズに分かれていることがわかります。
- 朝は自己投資と発信
- 昼は本業に集中
- 夜は副業かリフレッシュ
タスクを切り分けているからこそ、ハイブリッドワークの忙しさに飲み込まれず、日常をコントロールできていると感じます。
ハイブリッドワークを1日単位で回すコツ

- 週間でスケジュールを設計(金曜夜に次週を決める)
- 朝は体を動かし、自分の時間に投資する
- 本業中は午前と午後でタスクの性質を切り分ける
- 夜は副業か休息かを選び、切り替えを徹底する
「ハイブリッドワーク スケジュール 1日」というテーマで振り返ると、重要なのは「流れを自分でデザインすること」だと改めて感じます。
都会にいながらでも、自分の生き方に余白をつくり、働き方を柔軟に設計する。
そんな日々の積み重ねが、より自由で持続可能なワークスタイルへとつながっていきますよ。
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