GANZO 職人考案「時代に合わせた」ミニ財布

出典ーGANZO公式サイト


前回の記事「キャッシュレスライフはこれで十分。ミニマルな革財布『PRESSo L』」の中で財布の小型化と利便性の追求について書いた。
小さくて持ち運びしやすいというメリットがある一方で、どこか妥協しなければならない点もでてきた。

前回の記事から3ヶ月ほど経って、小さい財布でもすべての出し入れがしやすくスマートに、そして長く愛用できる製品を見つけたので紹介したい。

GANZO(ガンゾ)「クロスマチZIPウォレット」

出典ーGANZO公式サイト

今回紹介するのは、大正6年創業の老舗革小物メーカーである・AJIOKA.が展開するオリジナルブランド、GANZO(ガンゾ)による「クロスマチZIPウォレット」。名前にある通り、小銭入れは“クロスマチ”にすることで財布の厚みを軽減でき、出し入れがスムーズになっている。

☑︎この財布のポイント!
利き手を選ばないデザインなものへカスタマイズできる。
→ZIPの方向に、カード入れ、お札入れの向きが選べる

サイズ×仕様×カラー×素材×価格

サイズ

幅:10.5cm × 高さ:8.5cm ×厚み2.1cm

仕様

小銭はもちろん、お札は、スライドして収納できる。
『PRESSo L』のときは、お札を三つ折りにする必要があったがその不便は解消される

カードは外側に1枚、内側に4枚、計5枚独立で収納できる。
クレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証、ICカード等

カラーは4色展開

・[ブラック]×[ブラック]
・[バーガンディー]×[プルーニャ]
・[グリーン]×[コニャック]
・[ネイビー]×[オルテンシア]



素材

表革は、ホーウィン社による馬の臀部の革のを用いたシェルコードバンを採用。柔らかさとエイジングにより光沢感が増していくのが魅力的。

内装はバダラッシィ・カルロ社のミネルバボックスを採用。表面にシボを出すシワ加工とマットな質感が特徴。適度なしなやかさがあるので、内側の曲げにも強く、カードの出し入れがしやすい。

価格

79,200円(税込)

利き手を選ばないデザイン

財布は毎日使うから、少しでも使いやすくしたい』という職人の考えを落とし込み、“動作を最小限”に抑えるように考案してくれた。

例えば、右利き仕様の場合、“左手で”財布を持ち、“右手で”ZIPを引き、GANZOロゴを自身に向けて縦方向の状態で使うことで、わざわざ財布を傾ける必要がなくなる。

店舗限定なので、一生ものの財布になる

店舗限定モデルかつ受注生産のため、値段は張るのはやむを得ない。
GANZOブランドが目指しているのは“世界最高”の革製品。
時が経つほどに、使い込むほどに、持つ人の個性とともにエイジングを重ね、やがて唯一無二の逸品とクオリティになるように、素材選びから裁断、縫製、磨きといった作業に一切の妥協をせずに世に出している製品は一生ものの財布になることは間違いないだろう。




アフターケアもあるので上質で機能的、末長く愛用したい人にはお勧め

GANZOは創業から100年袋物に携わり続けてきた経験をもとに「日本製」という枠をこえたものづくりを追求している。
しっかりとしたモノづくりだからこそ、縫製などがほつれづらく、長く使用してもらえる。
また、革を知り尽くした職人が作るからこそ、革に過度の負担がかからず綺麗な経年変化を楽しめる一品。GANZO店舗で購入した革製品はメンテナンスサービスも行ってくれているので、今回紹介した製品以外でもGANZOの財布を見つけてみてはいかがだろうか。

9月に注文してから3ヶ月後に納品されるとのことなので、商品が届いてからレビューしていきたい。

▷ GANZO クロスマチZIPウォレット



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