キャッシュレス時代のApple Pay活用術

ここ数年で、僕の外出スタイルは大きく変わりました。

以前はポケットの中に財布が常にありましたが、今ではiPhoneひとつでほとんどの支払いが完結します。

特に東京や主要都市のような都市部では、コンビニやカフェ、交通機関の多くがApple PayやSuica、iD、QUICPayに対応しています。

つまり、Appleウォレットさえあれば、現金どころか財布も必要ないということ。

実際に、私自身この5年はほぼiPhoneだけで生活しています。朝はカフェでモーニングセットを頼み、昼にコンビニで軽食を取り、夜にはスーパーで決済を済ませる。そんな毎日。

小銭を数える瞬間が、生活の中からすっかり消えました。

今回は、Apple Payの活用術を紹介したいと思います。

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Apple Payって? — iPhoneの中にある“ミニ財布”

画像引用:Apple公式サイト

Apple Payは、iPhoneやApple Watchに標準搭載されている「デジタル財布」のような存在。

クレジットカードやデビットカード、交通系IC、チケット、ポイントカードなどをまとめて管理でき、Face IDやTouch IDで認証して決済ができます。

Apple Payに対応している店舗であれば、iPhoneをかざすだけで支払いが完了します。

カード情報は暗号化され、端末内で安全に管理されるため、セキュリティ面でも安心。

カードを複数登録しておけば、シーンに合わせた使い分けも可能です。

たとえば、仕事帰りの買い物ではメインカードを、ランチやカフェではKyashなどのプリペイドカードを選ぶことで、支出の整理がしやすくなります。

都心生活ではApple Payで十分

都内の多くの店舗は、Apple Payに対応しています。

コンビニ、ドラッグストア、カフェ、電車、タクシー、スーパー、映画館——ほとんどの場所で「VISA/Masterタッチ決済」「iD」「QUICPay」「Suica」のマークを見つけることができます。

財布を取り出すことなく、iPhoneをかざすだけで決済が完了する。この“数秒の動作”が、日常のテンポを整えてくれます。

特にApple Watchを併用している場合は、手首をかざすだけで改札が開いたり、レジで支払いが完了したりと、生活がさらにスムーズになります。

初めてこの快感を味わったとき、「もう財布はいらないな」と心から思いました。

Apple Payが使えない場所ではどうするの?

便利なApple Payですが、すべての場所で使えるわけではありません。

地方の小規模店舗や現金主義の飲食店では、対応していない場合もあります。そんなときに頼りになるのがQRコード決済です。

PayPayやd払い、楽天ペイなどを活用すれば、Apple Payが使えない店舗でもキャッシュレス決済が可能です。

これらのアプリを、Apple Payと同じカードに紐づけておけば、支出の管理もシンプルにまとめられます。

僕はメインカードをKyashに設定し、そこからApple Pay、Suica、PayPay、すべてを紐づけています。

どのアプリを使っても引き落とし元は同じなので、管理が一元化できるのがとても便利です。

それでも使えない場面では“MagSafeウォレット”

電子決済がどれだけ進化しても、「現金・物理クレジットカードしか使えない場所」はまだ残っています。

たとえば地元の居酒屋、旅先の商店街、または災害時などの通信障害時とか。

そんなときに活躍するのがMagSafeウォレットです。

iPhoneの背面に磁力で装着できるカードケースで、Appleウォレットと相性の良いアクセサリーです。

私はApple純正の「ファインウーブンウォレット」と、MOFTの「MagSafeスタンドウォレット」を使い分けています。

どちらもカードを2〜3枚収納でき、クレジットカードと免許証等を入れています。

さらに、ウォレットのポケットに三つ折りにした紙幣を1枚だけでも忍ばせておくのがポイント。

実際に使う機会は少ないですが、これがあるだけで心に余裕が生まれます。

「もしもの時」の備えとして、ミニマルながら確かな安心感をもたらしてくれるアイテムです。

Kyashカードをメインにする理由

画像引用:Kyash

数あるカードの中でも、Apple Payと特に相性が良いのがKyash(キャッシュ)カードです。

これはデビット型のプリペイドカードで、アプリにクレジットカードや銀行口座を紐づけ、チャージした残高を利用して支払いができます。

ポイント還元を重点的においている人にとってはあまりメリットはないカードかもしれませんが、複数カードや口座をもっている人にとってはメリットが大きいです。

Kyashの魅力は、アプリ上で支出をリアルタイムに確認できる点です。

Apple Payで決済しても即時に反映されるため、家計簿アプリを使わなくても支出が可視化できます。

また、デビット型のため使いすぎを防げるのも安心です。

さらに、Kyashには共有口座機能があり、夫婦やカップルで一緒に使うこともできます。

たとえば生活費や日用品の支払いを共有口座から行えば、誰がいくら使ったかが一目でわかります。

「共通の財布」を持つような感覚で、家計をスムーズに管理できる点が特徴です。

iPhoneが“財布”になるということ

キャッシュレス社会が進んだ今、財布を持たない暮らしは現実的な選択肢になりました。

Appleウォレットを中心に、QR決済、MagSafeウォレット、そしてKyashを組み合わせれば、どんな場面でもスムーズに支払いができます。

そして何より、持ち物が減ることで心に余白が生まれます。

ポケットにはiPhone、背面にはウォレットを。

それだけで都会の1日を不自由なく過ごせるのです。

支払いという動作が軽くなることで、日々のストレスがひとつ減る。

Apple Payは単なる機能ではなく、暮らしに余裕をもたらす道具だと感じています。

それがこのキャッシュレス時代の、“スマートな身軽さ”なのかもしれませんよ。

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