【Apple】いまこそ『12インチMacBook』をApple siliconで復活して欲しい3つの理由
2022年6月10日のITメディアニュースの米Bloombergの名物記者Mark Gurman氏の記事で2023年末から2024年初頭にかけて12インチのMacBookも準備されるという噂が流れました。
もし本当に実現すれば2019年に12インチMacBookが販売停止されて以来、最も小さなMacBookが登場することになります。
僕は以前2015年モデルの11インチMacBook airを使っていた頃から、「PCの小ささは正義」という気持ちをもっていました。
なぜかというと、そもそもノートPCはコンパクトに持ち運べてなんぼの端末だから。
サイズや重さはできるだけ最小限のほうが使いやすいです。iPad miniサイズまで小さすぎると文字入力がしづらかったり画面が見にくいなどありますが、11インチや12インチが一番持っていてちょうどいいです。
昨年はM2チップ搭載の新型MacBook Airの発売もされていて、よりパワフルで高機能なチップがAppleで開発するようになったので、「これ小型PCも復活できるんじゃないの?」と思うようになりました。
いますぐにPCを買い換えるのではなく、頭の片隅にMacBook12インチ投入への期待がある人は、もう1年待ってみようと考えている人もいるんじゃないでしょうか?
今回はMacBook12インチ復活に期待している人、いまMacBookを買おうか迷っている人の参考になる記事を書いていきます。
Appleシリコンとは?
画像引用:Apple公式サイト
Appleシリコンとは、Appleが開発するチップのことをいいます。人間で言う心臓部分のこと。iPhoneでいう、「A15 Bionic」やMacに搭載されている「M1 / M1 Pro / M2」などが全部Appleシリコンになっています。
2022年までにAppleは、Macに搭載していた「Intel製」のチップから「Appleシリコン」へチップを完全移行する予定であると発表しています。
「Intel製」のチップから「Apple シリコン」に変わることのメリットは4つ。
- iPhone・iPad向けのアプリをMacにも提供できるようになる。
- 速度の向上
- Intel製よりも価格を抑えて生産できる
- 消費電力が低く、バッテリーが長持ちしやすい
「Appleシリコン」に変わるデメリットは発表当初「互換性の問題」「予期せぬトラブルは避けられない」「ソフトが最適化されていていない」などがありましたが、現在ではそうした問題がほぼ解消されています。
これらの背景から、「Apple siliconが搭載した12インチMacBook復活もあるのではないか?」と考えてもおかしくありませんよね。
ではなぜ12インチMacBookを復活させてほしいのか、理由を書いていきます。
12インチMacBookを復活させるべき3つの理由
Apple silicon搭載で高性能なMacBookの実現が可能になったから
今までのMacは計算処理をする心臓部「CPU」にIntel製のチップを採用していました。
Appleは2020年モデルから自社製のチップ「M1」に置き換えました。
ただ単に置き換えただけではありません。これまで別々のパーツであった「GPU(グラフィック処理)」「メモリ(処理データの一時保管場所)」をCPUと1つのチップ内におさめることに成功したのです。
つまり、Appleシリコンは「Macへ最適化」したことが驚くほど高性能でベストパフォーマンスが実現できたといえます。
11インチiPadは12インチMacBookに代えられないから
画像引用:Appleサイト
Appleが12インチMacBookを意図的に復活させないようにしている要因があるとすれば、
「iPad Pro + Magic Keyboard」の存在があるといえます。
iPadOSがマルチタスキング強化でmacOSライクに使うことができるのは事実。
最近ではiPad OSで「タスクマネージャー」という機能が追加されました。こちらは、ウィンドウのサイズを変えたり、複数のウィンドウを重ねて1つのビューとして表示ができたりと、もはやMac OS同様のことがiPadでも可能になりました。
重たい作業をしない検索ブラウジングやブログ記事作成であればMacBookそのもの自体持ち歩く必要がなくなりつつあるのは否めません。
とはいえ、いまだにPCでしかできないことはたくさんあります。
- ショートカット機能が使えないことがある
- WordPressのCSSソースが見られない
- HTMLタグ変換でブログ記事を作りたいマルチウィンドウの使い勝手はMacBookには勝てない
これらの内容はPCの方が使いやすいと感じてしまうことはあります。使い勝手や向いているベクトルは、全く別物です。
僕はいま現在、2021年モデルiPad Pro11インチ+Magic Keyboardを使ってブログを書いています。
持ち運びは文句なしですが、分厚さと軽さはやはりMacBookには勝てないなと感じています。
スタイリッシュに、カッコいいボディが恋しくなることはよくあります。
現行モデルのMacBook Airは、決して「軽く」はないから。
どんなものでも毎日持ち歩くものであれば、軽ければ軽いほどより身軽で使いやすくなります。
現在販売されている、M1MacBook Airの重さは1290g。M2MacBook Airの重さは1240g。
2017年に発売された12インチMacBookは、920g。
1kg切るPCは今まで見たことがなく、当時は衝撃を受けました。
先述したApple silicon搭載でCPUそのものがコンパクトかつ高性能になったことに加え、M1モデルから冷却用ファンを持たない設計としたことで静音性能が高くなりました。
MacBook Airの進化に伴って、もし今後12インチモデルが出るのであればより持ち運びに適したMacBookになる可能性を秘めているといっても過言ではありません。
いまもApple製品に関するニュースを見て確認しているのでワクワクしながら時期が来たら買い替えたいと思います!
12インチMacBookの期待はしたい。でも…
ここまで、12インチMacBookが出てほしい理由を書いてきました。
「12inch MacBookは出て欲しい」という期待は持ちつつも、いま本当にほしいものはさまざまなニュースや情報を得てから買うタイミングを検討してみましょう。
僕はいまだに現役で2020年MacBook Air(Intel)を使い続けています。動画編集やPCに負荷がかかりやすい作業をしない限り事足りるので、M1・M2モデルが発売されても見送ってきました。
さすがに今年で3年目なので、そろそろ買い替えたいという気持ちも出てきました。笑
「次に買い替えるタイミングは?」と聞かれると、「小型モデルのMacBookが出るとき」か「「現役で使っているMacBookが壊れたら」「Intel製のOSサポートが終了したら」と答えるでしょう。
iPadもMagic Keyboardが充実したり、Apple siliconが搭載されたりとPC化になりつつあるので、今後の野望には目が離せませんね!
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