1年使って分かったiPhoneのデュアルSIM 最高の組み合わせはahamoとpovoだった話
KAORU(@myblu_41)です。以前の記事で「災害時にデュアルSIM対応のスマホを準備することのメリット」を書きました。
その記事の中でおすすめのSIMはahamoとpovoを紹介。実際に1年使用してみて双方のサービスがとてもよかったので今回はデュアルSIMに関する記事を書いていきます。
今のiPhoneはデュアルSIM対応の端末がほとんどなので、使っていない人は損するくらいのサービスですよ。
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デュアルSIMとは
デュアルSIMとは、1つの携帯電話で2枚のSIMカードを同時に使用できる機能のことをいいます。この機能により、1台の携帯電話で2つの異なる電話番号や通信プランを利用することができます。
デュアルSIMは主に2つのメリットがあります。
異なるプランとの併用が可能
データ通信が安いSIMカードと通話が安いSIMカードを併用することで、通信費を節約することができます。
あるいは今回紹介するようにahamoをメイン回線にして通信制限や通信障害がかかったときはサブ回線のpovoに切り替えをするパターン。
povoは基本的に事務手数料はかかりません(ただし同一名義で6回線以上契約する場合を除く)。
なのでpovoに切り替えて使用する時は都度プランから選んで回線を立ち上げることになります。
使用頻度は毎月発生するものではないと思うので、回線をひいていて損はないでしょう。
仕事とプライベートと分けることができる
デュアルSIMがあると仕事用とプライベート用の電話番号を1台の携帯電話で使い分けることができます。これによりわざわざ2台の携帯電話を持ち歩く必要がなくなります。出先で仕事でよく通話をする人は格安プランを契約しておけば節約できるというメリットがあります。
通信障害が起きた時の備えに設定しておく
ここで僕が一番お伝えしたいのは、デュアルSIMは通信障害が起きた時の「もしも」のための回線として使うと良いということ。
KAORU自身が自然災害を経験して1回線だけに頼ると安否確認が取れなかったり、情報をキャッチできないことがありました。
そんな後悔した出来事をこれからいつ来てもおかしくない自然災害にお備えるべく、常に持ち歩いているスマホだけは守ろうと思いながら最適でかつ快適に使えるようにメンテナンスをしています。
メイン回線はahamo、サブ回線はpovoにする
今回おすすめする2つの回線はメイン回線はahamo、サブ回線はpovo。それぞれのプランとそれらを組み合わせることで1年使ってみてよかった点に潰えて綴ります。
料金:ahamoは2,970円のワンプラン、povoは基本料金0円。
ahamoの基本料は20GB使えて月々2,970円のワンプラン構成。対してpovoは、基本料0円のままでも最大128kbpsのデータ通信が利用可能です。
ahamoでは、5分までなら何度でもかけ放題が基本料金に含まれているのがお得な点。5分を超えると30秒ごとに22円かかりますが、1,100円のオプションをつけると無制限でかけ放題になります。また、データ通信をたくさん使いたい人は80GB/1,980円の大盛りオプションをつけると、月額4,950円で100GBまで利用可能です。
一方、povoは利用プランを自分流にカスタマイズできるのが最大の魅力。基本料はかからず、使いたいトッピング(オプション)を購入する仕組み。データトッピングは24時間使い放題で330円や、3GB/30日990円、150/180日で12,980円など、小容量から大容量まで充実。月々500円で5分間の通話し放題のトッピングも用意されています。
通信速度は?:どちらもキャリア回線なので◎
ahamoはdocomo、povoはauのネットワークを利用。どちらも大手キャリアの回線を使っているので、通信は4G/5G対応で高品質です。
通信の提供としては、docomoの方が基地局数は多いので山間部に強い印象。場所にもよりますが僕が使っている通信圏内での電車内では走行中の通信スピードはdocomoは弱くなる一方でauは比較的安定しています。いずれにせよ、安定した速度はどちらも優れています。
ahamoとpovoの共通のメリットは、大手キャリアより月額料金が安く、事務手数料、MNP転出手数料がかからないこと
メリットの一つは、利用料金の安さ。月額のデータ使用量が20GBまでの人は、大手キャリアよりahamo・povoの方が圧倒的に携帯料金を安く済ませることができます。特にpovoは3GB/30日で990円なので、データ使用量の少ない人にはお得なプランです。
2つ目は、 ahamoもpovo、申し込みの際に事務手数料がかからないこと。初期費用を抑えるで家でも嬉しいポイントです。ただpovoは1年のうちに無料で申し込めるのは5回線まで。6回線目以降は、1回線あたり3,300円の手数料が発生します。
なお、どちらも解約手数料や転出手数料はかかりません。契約もオンラインでサクッと契約できてしまうのでわざわざ店頭で契約しに行く必要もありません。
併せて物理的なSIMカードを挿入することもなく、どちらもeSIM対応という点も契約しやすいメリットでもあります。
備えあれば憂いなし。デュアルSIM対応のスマホを使っている人は今すぐ回線を繋ごう!
ahamoもpovoどちらも魅力的なプランで料金もリーズナブルなものになっているということが理解できたと思います。デュアルSIM回線で組んだとしても費用は3,000円前後で抑えらることができるわけです。たとえahamoの20GBを使い切ってしまったり、自然災害でどちらの回線が使えなくなったとしても回線復旧の幅は広がり、コストも大きくかかるわけでもありません。デュアルSIM対応のスマホを使っている人は回線をひいていて損はないでしょう。