物欲を抑えて経験に時間を使うためのマインドセット

「豊かさ」を求める社会において、僕たちは時々、物質的な豊かさに固執、経験や学びを見過ごすことがあります。しかし、真の満足感や充足感は、物質的な所有ではなく、経験と学びから生まれるものであるということを忘れてはいけません。本記事では、物欲を抑えつつ経験を重視するためのマインドセットについて紹介していきます。物質的な欲求を超えて、経験を通じた価値の重要性に焦点を当て、より充実した人生を送るための方法について考えていきましょう。

豊かさとは何か

近年、豊かさとは物質的な豊かさだけでなく、経験や学びから生まれる心の豊かさも含むようになりました。物質的な所有や豪華さが豊かさの指標とされることが多い中、経験から得られる満足感や成長の価値を見直してみることが大切です。

経験から得られる満足感と物質的所有からの満足感に違い

物質的な所有による満足感は一時的で短命ですが、経験から得られる満足感は時間を経ても続くものです。経験からの学びや成長は、物質的なもの以上の満足感と充足感をもたらします。

またこれらの価値観に関しても同様のことが言えます。

物質的な豊かさ、満足感は一時的

経験や学びは、持続的で深い満足感

経験や学びの豊かさは行動すること、そして継続的にすることで得られる

経験や学びの豊かさはとにかく行動してみる、そして継続的に行うことで実現できます。

僕は、本業をしながら隙間時間でブログを書く、休日はテニスをする、ドライブに行く、銭湯に行くなど。週間でほぼやることは決まっています。

最初から決まっていたというよりかは、好きや実際に一度経験をしてみて心地よかった経験だけを続けてみた結果にあります。

自分の性格上新しいものには手を出してしまうくらいだったのが、日常的に経験や体験に時間を費やす習慣化をしてきたことで所有物のミニマル化や欲望が日に日に少なくなってきていると実感しています。

経験や価値の重点を少し変えてみるだけでも違いますよ。

経験を価値ある投資とみなす

経験や学びを投資と捉え、将来的な成長や幸福に繋げることが重要です。

お金や時間を経験に投資することは、自己成長や満足度の向上に直結する有効な手段です。

これらは、将来の成功や満足感につながる重要な要素になります。

経験への投資を促進する方法とその利点

経験への投資するとは、お金を投資して自己成長や幸福感が得られる手段であると言えます。具体的は、違う土地へ旅に出る・体を鍛える・ブログを書いて人の役に立つなどです。これらは小さな積み重ねが大事になります。

例えば、

違う土地へ旅に出るのであれば、旅程とお金を貯める計画を立てる。

体を鍛えるのであれば、ジムの会費を払う分、週○日は通う。

ブログを書くのであれば、朝一にカフェに行ってブログを書く。

やると決めたことに対しては、小さなアクションを作って始めるハードルを低くしていくことが肝になります。続けていくうちに、自然と習慣化されて、将来的な成長や幸福につながるようになります。

消費から創造へのシフト

物質的な消費からの創造への転換は、意義ある人生を築くための新たな一歩です。物質的なものではなく、経験や価値に重点を置くことでより高く、豊かな人生を実現できます。

具体的には2つの観点で消費から創造へのシフトを考えてみます。

Webブラウザ、SNS、YouTubeなどの時間消費ではなく、人の役に立つ情報を自ら発信する

SNS、YouTubeなどの閲覧消費は、自分の役に立ちますがただだらだらと閲覧するだけでは、自分の身にはなりません。そこから自ら行動していくことが大事になります。

KAORUの場合は、iPhoneの機能にあるアプリの使用制限をかけています。こうすることで、決まった限られた時間でしか閲覧できないようになり、別で自分がやるべきことに自動的にシフトできるようになりました。

人の役に立つ情報を発信する方法はいくつかありますが、KAORUはブログとX(旧:Twitter)で主に発信しています。

発信したい媒体、発信したい情報は「はじめの一歩と継続」をしていくことでわかっていきます。情報発信する時間を確保するためにもまずは、受け身の情報時間は削りましょう。

モノを買うという物質消費ではなく、体験や経験を積む時間をとる

物質的な消費がもたらす満足感は一時的で、その価値は持続しません。

一方で、学びから得られる満足感や成長は、より持続的で深いものです。これらは自己成長ないし他者への価値提供につながります。

物質的な欲求をコントルールする方法

物質的な欲求に振り回されず、バランスを保ちながらコントロールすることは、自己管理の重要な側面です。欲求を適切にコントロールすることで、より意識的な選択や幸福感につながります。

欲求をコントロールする方法は3つあります。

マインドフルネスや瞑想をする

物質的な欲求が湧き上がったときは、その欲求をただ受け入れるのではなく、自己観察し、マインドフルネスな状態で自己の欲求を見つめなおすことが有効です。

KAORUの場合は、マインドフルネスや瞑想は朝起きてから白湯を作る直前に5分間行っています。

こうすることで前日に欲しいと思っていたものは、実は今必要でなかったり、逆に朝起きてからもまだ欲しいと思っているものは、「やっぱり欲しい」と思うものだと判別できるのです。

白紙に思考を書きだす

頭の中がごちゃごちゃしている時は、白紙に思考を書き出すというアナログ的な作業をしてみましょう。頭の中で考えていることは大抵のことは、妄想でしかありません。考えていることが本当に妄想なのかどうかは紙に書き出して言語化することで明確になります。

そして紙に書き出して言語化したものが本当に実現したいと思えば、行動するプロセスをまた書いていくと思考が現実化しやすくなるでしょう。

掃除のタイミングで必要なモノ不要なモノの断捨離を定期的に行う

掃除のタイミングで必要なモノ不要なモノの断捨離を定期的に行うことで、住んでいる空間に余白が生まれ、やるべきことにフォーカスしやすくなります。

まとめ

以上物欲を抑えて、経験に時間を費やすことの大切さをKAORUなりにまとめてみました。

KAORUはこれまでお金をモノに費やしてしまうことが多く、時間が経った今でもそれを使い続けているモノはほんのわずかです。経験に時間を費やすために必要なモノ(例えば、ブログを書くならデバイス。時間短縮のために駅近物件を選んで多少家賃は上がっても住む)であれば、お金を使うことに後悔しないと思います。

20代後半にもなれば、大きな買い物をしていないものとすれば、マイホームやマイカーくらいです。そもそもそれらも必要でなくなるくらい今の時代は本当に便利になったので、経験にお金を使った方が圧倒的に人生が豊かになります。

取捨選択しながら、モノを買う、経験するというバランスの取れたライフスタイルを目指しましょう!

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