Apple Fine Woven Wallet を1ヶ月使用してみてわかったこと
サブの財布としても活躍してくれるAppleから発売されている「Fine Woven Wallet」は、革新的なテクノロジーと洗練されたデザインが見事にマッチした製品です。このウォレットは、単なる小物入れ以上の役割を果たし、シンプルながらも機能性とスタイルを追求したApple周辺アクセサリーの中でもベストアイテムになりそう。
「Apple Fine Woven Wallet」を使用して1ヶ月経ち、よかった点や実際の使用感について探っていきます。
▫️この製品のここが嬉しい!
- カード、紙幣現金がコンパクトに入る
- iPhoneから取り外しても1つの「財布」としての機能を果たしてくれる
- 万が一単体で紛失しても、Apple IDに接続しておけば、iPhoneで「探す」機能が使える(発売時期によってはこの機能が含まレていないものもあり)。
▫️この製品のここが惜しい!
- 支払いの際は、一番手前のカードが取り出しにくい
- 経年劣化が早い
- やや厚みなのが気になる
スタイリッシュなデザインと機能性
開封した「Apple Fine Woven Wallet」はこちら。
縫い目もしっかりしておりほつれもない。素材にムラもなく相変わらず美しいプロダクトに仕上がっています。アップルロゴもくっきりとみえるのがまたいいですね。
レザー調とはまた違った印象のある織り模様の美しさ
これまでの純正ケース・Walletでは、レザーを使用していました。iPhone15シリーズからは織り模様のような独自の素材を採用を変更。環境への配慮もあるとか。
触り心地もさらさらしていますが、iPhoneに装着したときに手に馴染む感じがよかったです。
この素材がどのように経年変化していくか気になる人が多いのではないでしょうか?
「Apple Fine Woven Wallet」には位置情報追跡と紛失防止機能が備わっている
画像引用:Apple
Apple IDと連動させておけば、万が一紛失してもiPhoneを「探す」機能が使えるので、位置情報追跡が可能です。万が一Fine Woven Walletを紛失したとしてもすぐに見つけ出すことができるので、MagSafeのマグネット機能の懸念が解消されます。
初めてiPhoneに「Apple Fine Woven Wallet」を取り付ける際には、
- iPhoneでホーム画面に移動
- MagSafeおよび「探す」に対応したiPhone WalletをiPhoneに取り付ける
- iPhoneの画面で「続ける」をタップしてから、画面に表示される指示に従って設定
これらの設定をすることで、「探す」アプリで最後に所在地を確認することができます。
この機能が備わっているだけで、「Apple Fine Woven Wallet」には「サブ財布」としての価値が十分あります。
カードは最大3枚まで収納できる
Fine Woven Walletにはカードが最大3枚まで収納できます。
KAORUの場合は、メインで使うクレジットカードを1枚、免許証、紙幣1枚を入れています。
これまで、MagSafe対応のMOFTにクレジットカード1枚と紙幣1枚のみを入れていましたが、上記で紹介したように、「Apple Fine Woven Wallet」にはiPhoneを「探す」機能が備わっているので、免許証を入れても万が一紛失した際は見つかりやすくなるという利点が生まれました。
Apple Payとのシームレスな決済でスムーズに
画像引用:Apple
「Apple Fine Woven Wallet」の使い方としては、毎日持ち歩きはしますが、あくまで「サブ財布」としての役割を持ってもらうためにあります。
メインで使う決済はApple Payに入っているクレジットカードかID、QUICPay。Apple Payが使えず、QRコード決済が使える場所では「PayPay」。「PayPay」も使えなければ、「Apple Fine Woven Wallet」に入っているクレジットカードか紙幣を使います。
ほとんどの場合は「Apple Fine Woven Wallet」の中に入っている決済方法までには辿り着かず、Apple PayかPayPayで完結してしまいます。今では電子での決済がどこでも使えるようになりましたが、震災や停電による障害で電子決済不可ということもあることを想定。「もしもの備え」としても「Apple Fine Woven Wallet」は大きな役割を果たしてくれています。
1ヶ月使ってみての使用感
1ヶ月の使用してみて感じたのは、まず所有欲が満たされているという点。
iPhone15 Proを購入する前のiPhone13 miniでは背面にMOFTを貼り付けて使っていました。MOFTはスタンドにもなるし、カードも持ち歩くことができる二刀流のガジェットだった一方で、「ザ・ガジェット」感が目立ちました。
その点、アップルウォレットは、単価が9,000円と決して安い買い物ではないというものの、日常では「サブ財布」という役目を果たしてくれます。お買い物の際、クレジットカードのみでの支払い場所ではiPhoneから取り外してミニウォレットとして恥ずかしくないデザインで嬉しい。
今回からレザーではなく「ファインウーブン」というアップル独自の織り模様素材に変更で、チープな感じをはじめは感じました。1ヶ月使っていくうちに縁側から渋い経年劣化が見られるようになります。こちらは好き嫌いはっきり分かれそうです。側面のコバ部分も耐熱には強くなく、直射日光に長時間当ててしまうと溶けてしまいそうな感じがします。耐久面では以前のレザーモデルやMOIFTのほうが安心です。
サブ財布としてはベストアイテム
「外に出れば、スマホさえあれば生きていける」くらい今の世の中は幸せに生活ができてしまいます。そんな中でも、「Apple Fine Woven Wallet」はもしもの備えとしての「サブ財布」としての役割を果たしてくれそうなベストアイテムになりました。
これまで使っていたMagSafe対応のMOFTは、「スタンドにもなるし、カードも収納できる」ことが特徴的でした。一方で「Apple Fine Woven Wallet」は「位置情報追跡機能もあって、カードも収納できる」という点が特徴です。どちらも良い面がありますので、スマホに貼り付けるサブ財布を検討している人は、ぜひ調べて購入してみるのはいかがでしょうか?
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