災害時にデュアルSIM対応のスマホを準備することのメリット
1台で2枚のSIMを利用できるデュアルSIM対応のスマートフォン。
利用するSIMの組み合わせ次第で、料金を節約できたり、電話番号を2つもてたりするというメリットもありますが、今回は災害時のデュアルSIMを活用することへのメリットについて述べていきます。
災害時にデュアルSIM対応のスマーフォンを活用することは、通信の重要性が高まる状況でとても大事です。
通信インフラの影響を受け、単一の通信手段に頼るのはリスクが伴います。
この記事ではデュアルSIMの利点と、災害時になぜ選択すべきかを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
災害時の通信手段としてのデュアルSIM
KAORUはこれまで生きてきた中で、震度6以上の地震を経験しました。僕が経験した時にはすでにスマートフォンが通信手段でしたが、デュアルSIMというものはまだ普及していませんでした。
地震の際に起きたインフラ関連の災害は、大規模停電。一部の通信会社は使えたり使えなかったりと当時はかなり苦労しました。
災害時の通信の重要性
災害が発生した際は、命の安全や連絡手段をとったり、地域の情報を得る必要があります。通信は救護要請や安否確認などの重要なコミュニケーション手段であり、情報端末にもなります。
また自然災害や災害の規模によっては、通信インフラの影響を受け、通信が制限されることがあります。このような状況で、デュアルSIMが役立ちます。
デュアルSIMの基本と災害時の利用
デュアルSIMとは何か?
デュアルSIMは、1つのスマートフォンに複数のSIMカードを挿入できる機能です。これにより、2つの異なる通信プランを同時に利用でき、通信手段の多重化が可能になります。
デュアルSIMの活用方法
デュアルSIMを活用する方法にはいくつかのアプローチがあります。
よく起きる例としてはメインでのSIMが通信制限になってしまった時は、サブのSIMに切り替えるだけで通信制限の困る必要がなくなります。
また災害時では、異なるキャリアのSIMを使って、通信インフラの違いに対応したり、データ通信と音声通話を別々のSIMで分けて使用したりできます。
デュアルSIMの災害時のメリット
デュアルSIMの災害時のメリットは、大きく分けて2つあります。一つはインターネットアクセスと情報入手。もう一つは、非常時通知と連絡先の確保が可能になります。
これらは、デュアルSIMであれば、通信手段の幅が広がるので、日常から準備しておくと安心です。
インターネットアクセスと情報入手
災害時にはオフラインで提供される緊急情報が重要です。デュアルSIMは、通信インフラに影響がある場合でもインターネットアクセスが確保できるため、緊急情報へのアクセスができます。
また万が一災害に見舞われてしまった場合、ソーシャルメディアやメッセージアプリを介して救護要請を行うことが効果的。デュアルSIMを使用すれば、通信インフラの制限による情報伝達の困難さを克服できます。
非常時通知と連絡先の確保
デュアルSIMは、異なる通信キャリアを同時に使用できるため、災害情報へのアクセスが向上します。通信障害の際に、もう一方のSIMが通信可能なキャリアにアクセスができて、重要な情報を入手できます。また、家族や友人との連絡を確保しやすくなります。通信障害があっても、通信可能なキャリアでコミュニケーションを維持できます。
おすすめのデュアルSIMはahamoとpovo
KAORUが使っているiPhoneは、2つのSIMカードを1台のスマートフォンにセットして2回線を使えます。
現在は、ahamoをメイン回線で、povoを予備回線で使っています。
povoは、手数料、固定通信量がそれぞれ0円。そして解約の縛りも無し。
ただし180日超の継続利用の際は、自動解約になってしまうので、半年にデータ使い放題330円(税込)を契約すれば、回線が維持できます。それでも安価なプランです。
副回線サービスで大規模通信障害に備えよう
大規模災害障害への備えは、僕たちの生活においては非常に重要です。
デュアルSIMの副回線サービスは、通信の信頼性を高め、緊急時に連絡を取るための貴重なツールとなります。
特に日本は地震や台風などの自然災害が多い国なので、日頃から通信サービス面でも備えておくことが安心です。
また大規模災害障害以外でも、日常からデュアルSIMを使っていくことで節約にもつながる他に仕事でスマホ1台頻繁に使う時もメイン回線はプライベート用、サブ回線は仕事用など使う用途は様々です。
一度通信回線を見直してみるのはいかがでしょうか?